2011年2月19日土曜日
セカンドライフのお金について
セカンドライフの特徴のひとつとして、セカンドライフの中でつかわれるお金が、現実のお金、日本人だったら最終的に円に、換金できるってことがある。だからもし、セカンドライフの中でお金を儲けることができたら、それを現実の収入とできるっていうことなんだよね。
ずいぶん前、まだセカンドライフがスタートしてすぐのころ、中国人の女性がセカンドライフの土地を大量に買って、それを整備して貸し出すことで、億単位の儲けを得たということが話題になって、それからずいぶん、儲けることが目的の人が、セカンドライフにはいってきて、土地を貸し出したりしてたわけなんだけど、どうなのかな、そうやって簡単に儲けるということが目的だった人は、もうほとんどやめちゃったのじゃないかな。
セカンドライフでお金を稼ぐってことは、もちろん可能ではあるのだけれど、そんなに簡単じゃないよ。
セカンドライフって、物価の感覚が、日本を基準にして考えると、東南アジアのようなものなんだよね。東南アジアへいくと、日本にくらべると何でも安いから、買い物したりしてお金つかうのは、すごく楽しい。でも逆にいうと、そこで働いても、日本の物価で考えると、微々たるお金しか稼ぐことができない。
たとえばセカンドライフで土地を貸し出したとして、その家賃に月に3,000リンデンドルもらったとするじゃない。3,000リンデンドルというのは、個人が自分の家としてつかう土地の値段としては、まあふつうくらいなのじゃないかと思うのだけど、これは日本円になおすと、だいたい1,000円くらいになる。土地の原価が半分あったとして、500円の収入。これを10人に貸せば5,000円、20人に貸せば10,000円だと、考えたくなるところだよね。
でも20人に土地を貸そうと思ったら、そのための手間は莫大で、だいたい20人の借り手を集めることが、今どきはほんとに大変なんだけど、それは置いておいて、20人の借り手がもし見つかったとしても、その人たちがきちんと満足して、その土地を借りつづけてくれるように、全体の環境を整備したり、トラブルを処理したり、クレームに対応したりするのには、ものすごい時間がかかる。
けっきょくセカンドライフは、アバターのむこうには、現実の人間がいるわけだから、人間にたいして尽くさなければいけない労力は、現実世界となにも変わらないわけなのね。しかもセカンドライフでは、すべてチャットで会話しなくちゃいけないから、ふつうに話せば10分ですむような内容でも、わかり合うのに30分くらいかかったりする。そうすると到底、一人あたり月500円くらいの収入だと、やっていけないんだよね。
だからいま、セカンドライフで土地を貸しているという人は、よくてトントン、ほとんどは赤字だけれど、自分が好きだからという理由で、お金持ち出してやっている人が多いと思うよ。
モノをつくって、それを売ることで、小遣い銭ていどから、場合によっては、それで生活することができるくらい、稼いでいる人もいると思うけど、それもそんなに簡単なことじゃない。きちんと仕事と考えて、かなりの努力をして、もちろん技術的な勉強は必要だし、それだけじゃなく、基本的なアイディアから、マーケッティングから、戦略的に考えて、もちろん日本人だけじゃなく、英語をつかって、世界中の人を相手にして、ってやっていかないといけない。しかもそれだけがんばって、ある程度の収入を得られるようになったとしても、もしリンデンラボが、明日セカンドライフやめました、ってことになったら、すべて水の泡。セカンドライフの実績を、現実世界に持ち出すことはできないからね。
それだけの困難があっても、セカンドライフでお金稼げるようになりたいという人は、もちろんそれはすばらしいことだし、がんばってもらいたいと思うけれど、私自身は、そういうことはまったくやる気にならない。それだったら現実世界できちんと働いて、そのお金を趣味として、セカンドライフでつかうと考えたほうが、よっぽど楽しいよ。
いまだいたい、つまらない居酒屋へ行ったって、3千円やそこらはかかるでしょう。ひと月に3千円つかえば、セカンドライフでは、かなり存分に楽しめるよ。
服なんかだいたい、50円とか100円だしね。いくらでも大人買いできるよ。セカンドライフで服を買うって、かなりのストレス解消になる。それを取っかえ引っかえ着せ替えしたり、お出かけして、人に見てもらったりすることの楽しさは、100円ショップでつまらない皿やら文房具やらを同じ値段買うよりも、よっぽど楽しいよ。
セカンドライフを始めたときは、どうしても自分のアバターをつくらなくちゃいけなくて、そのとき必要な化粧、「スキン」というのが、2,000リンデンドル、700円くらいして高いのだけど、これは何度も買うものじゃないから、一度買えばおしまいだしね。スキンはDEMO、見本が無料で手に入るから、とにかくそれをたくさん集めて、納得いくまで試してみれば、それほど失敗することもない。
私は、Meg's Barの土地の管理費が、月に3,000円くらい、そのほかに、Meg's Barの備品や家具、自分の服なんかをあわせて、だいたい月に5,000円くらいをつかってる。それでね、もうほんとに十分すぎるくらい、楽しんでるよ。
いつもだいたい、家で料理とお酒を準備して、それを飲み食いしながら、Meg's Barでみんなとわいわいやっている。夜の10時ごろから12時ごろまでが、人が集まる時間なのだけど、もしお酒飲むのが好きな人なら、お酒飲みながら来てもらったら、Meg's Barは、へたな飲み屋で飲むよりよっぽど楽しいよ。
私はセカンドライフ始めて、Meg's Barでお酒飲むようになって、遊びにつかうお金が、それ以前の10分の1くらいになった。セカンドライフで時間つかうから、現実世界で遊びにでる時間もなくなるしね。けっきょく私は、自分が楽しむために、Meg's Barやってるってことなのね。
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私がやってる、Meg's Erotic Bar ONLY FOR GIRLS。
セカンドライフ始めたら、ぜひ来てみてね。
女性専用で、男性は、発見しだい、警告なしに追放されますので、すみません、よろしくね。